2006.08/11 [Fri]
人は何のために生きるのか──転生輪廻と魂修行
もし、人生が一度きりで、この世限りであって、死んだら何もかも終わりなのであれば、人はいったい何のために、何を目指して生きればいいのだろう?
そんなことを、中学生の頃、よく考えていました。
周りの大人たちに、尋ねてみたこともあります。
また、哲学書などを繙いてみたこともあります。
けれども、それらしい答え、納得のいく答えが得られたことは一度としてありませんでした。
子供の頃、「きっと大人たちは、私の知らない何かを知っているのだろう。人は何のために生きるのかということを知っているからこそ、ああやって、一生懸命に生きているのだろう」と、漠然と思っていました。
ところが、物心ついて、改めて、大人たちに尋ねてみた時に、私は愕然としたのです。
何も分からず、何のために生きているのかも分からないままに、大人たちは生きていた、ということを初めて知った時の衝撃は忘れることができません。
「何のために」といういちばん大事な点をおいて、何のためなのか分からないけれどもとにかく生きていくしかない、というのは、あまりにも動物的な生存ではないでしょうか。
それは、人間として、つらいことではないでしょうか。
少なくとも、私はつらかった、分からないということが。
だから、幸福の科学の教えに出会った時は、本当に救われる思いでした。
人間は、永遠の生命を与えられ、転生輪廻を繰り返す存在であること。
この世の人生は魂修行の場であること。
この世での生き方が、あの世でのあり方に直結すること。
これは、尊く、ありがたく、かつ、ある意味では恐るべき教えです。
地上で、文字通り「この世の春」を謳歌し尽くした挙げ句、死後、暗い世界に還るということだってありうるわけです。
幸福の科学の信者であろうと、思いと行いが実は間違っていれば、天国には還れないのです。
単に「入信すれば救われる」というような、単純なものではないわけです。
『仏陀再誕~縁生の弟子たちへのメッセージ~』(大川隆法、幸福の科学出版)の一節を引用してみます。
私はあなたがたに教えたはずだ。
自らの心を鍛えた時に、
そこに偉大なる精神力というものが芽生えてくるのだと。
自らの心を鍛えることによって得たこの精神力こそ、
あなたがたの地上での魂修行の大いなる成果なのであると。
今世の修行は、
偉大なる精神力を得るための修行でもあるのだということを。(中略)
そうして、いったん獲得されたこの精神力は、
もはや、隠すことができない。
もはや衰えることはない。
もはや、その価値を減ずることはない。
その力は、あなたがたの不朽の宝であるのだ。
(38~39ページ)
『仏陀再誕』の中の言葉は、時に厳しく、必ずしも耳に心地よいものばかりではありません。
けれども、私にとってこの本は、生きるということにおいて迷いが生じた時に、確実に答えを提示してくれる一冊です。
最後まで読んでくださってありがとう。
この一日が、あなたにとって幸福な一日でありますように!
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そんなことを、中学生の頃、よく考えていました。
周りの大人たちに、尋ねてみたこともあります。
また、哲学書などを繙いてみたこともあります。
けれども、それらしい答え、納得のいく答えが得られたことは一度としてありませんでした。
子供の頃、「きっと大人たちは、私の知らない何かを知っているのだろう。人は何のために生きるのかということを知っているからこそ、ああやって、一生懸命に生きているのだろう」と、漠然と思っていました。
ところが、物心ついて、改めて、大人たちに尋ねてみた時に、私は愕然としたのです。
何も分からず、何のために生きているのかも分からないままに、大人たちは生きていた、ということを初めて知った時の衝撃は忘れることができません。
「何のために」といういちばん大事な点をおいて、何のためなのか分からないけれどもとにかく生きていくしかない、というのは、あまりにも動物的な生存ではないでしょうか。
それは、人間として、つらいことではないでしょうか。
少なくとも、私はつらかった、分からないということが。
だから、幸福の科学の教えに出会った時は、本当に救われる思いでした。
人間は、永遠の生命を与えられ、転生輪廻を繰り返す存在であること。
この世の人生は魂修行の場であること。
この世での生き方が、あの世でのあり方に直結すること。
これは、尊く、ありがたく、かつ、ある意味では恐るべき教えです。
地上で、文字通り「この世の春」を謳歌し尽くした挙げ句、死後、暗い世界に還るということだってありうるわけです。
幸福の科学の信者であろうと、思いと行いが実は間違っていれば、天国には還れないのです。
単に「入信すれば救われる」というような、単純なものではないわけです。
『仏陀再誕~縁生の弟子たちへのメッセージ~』(大川隆法、幸福の科学出版)の一節を引用してみます。
私はあなたがたに教えたはずだ。
自らの心を鍛えた時に、
そこに偉大なる精神力というものが芽生えてくるのだと。
自らの心を鍛えることによって得たこの精神力こそ、
あなたがたの地上での魂修行の大いなる成果なのであると。
今世の修行は、
偉大なる精神力を得るための修行でもあるのだということを。(中略)
そうして、いったん獲得されたこの精神力は、
もはや、隠すことができない。
もはや衰えることはない。
もはや、その価値を減ずることはない。
その力は、あなたがたの不朽の宝であるのだ。
(38~39ページ)
『仏陀再誕』の中の言葉は、時に厳しく、必ずしも耳に心地よいものばかりではありません。
けれども、私にとってこの本は、生きるということにおいて迷いが生じた時に、確実に答えを提示してくれる一冊です。
最後まで読んでくださってありがとう。
この一日が、あなたにとって幸福な一日でありますように!
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