2006.07/14 [Fri]
母が亡くなって8年──死は「あの世への旅立ち」
母が亡くなったのは、今からちょうど8年前、1998年のことです。
半年ほどの闘病生活を経て、最後はとても安らかに息を引き取りました。
死に顔も、穏やかで、とても美しいものでした。
生前の生き方から見ても、そんなに間違ったところはなかったように思うので、──そう、いつも自分のことよりもまず人のことを考えるような人だったので、きっと天国に還ってくれたに違いないと信じています。
ただ、生前にしてあげられなかったことへの後悔というのは残っていて、その意味では、まだ少しつらい思い出です。
そんなこともあって、医療にかかわるような本やドラマなどは、当時のことを連想しがちなので、やや苦手なのです。
でも、『あなたがいてくれてよかった。~愛する人を看取るとき~』(荻田千榮、幸福の科学出版)という本は、変に心が痛むこともなく、読むことができました。
1000人の最期と向き合ってきたベテランナースによる、12人の患者さんとの心の交流を描いたエッセイです。
副題にもある通り、看取りの話が主なのですが、不思議と読後感は爽やかでした。
それはたぶん、死は「あの世への旅立ち」、という視点から描かれているからだと思います。
あとがきに、こんな言葉があります。
どんなふうに生き、どんなふうに死んでいくのか。
そして、死にゆく人を、どんなふうに見送ればいいのか。
いろんなことを考えさせられながらも、どこか心温まる一冊でした。
最後まで読んで下さってありがとう♪
この一日が、みなさまにとって幸福な一日でありますように(^o^)
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半年ほどの闘病生活を経て、最後はとても安らかに息を引き取りました。
死に顔も、穏やかで、とても美しいものでした。
生前の生き方から見ても、そんなに間違ったところはなかったように思うので、──そう、いつも自分のことよりもまず人のことを考えるような人だったので、きっと天国に還ってくれたに違いないと信じています。
ただ、生前にしてあげられなかったことへの後悔というのは残っていて、その意味では、まだ少しつらい思い出です。
そんなこともあって、医療にかかわるような本やドラマなどは、当時のことを連想しがちなので、やや苦手なのです。
でも、『あなたがいてくれてよかった。~愛する人を看取るとき~』(荻田千榮、幸福の科学出版)という本は、変に心が痛むこともなく、読むことができました。
1000人の最期と向き合ってきたベテランナースによる、12人の患者さんとの心の交流を描いたエッセイです。
副題にもある通り、看取りの話が主なのですが、不思議と読後感は爽やかでした。
それはたぶん、死は「あの世への旅立ち」、という視点から描かれているからだと思います。
あとがきに、こんな言葉があります。
「死を考える」ということは、実は、「生きる意味を問う」ことと表裏一体なのではないかと思います。
私も、本書でご紹介してきた人々との折々の出会いを通して、生きる意味を考えてきました。
いま改めて振り返ってみますと、これらは「死の物語」であるとともに、「愛の物語」でもあったのだなと感じます。
どんなふうに生き、どんなふうに死んでいくのか。
そして、死にゆく人を、どんなふうに見送ればいいのか。
いろんなことを考えさせられながらも、どこか心温まる一冊でした。
最後まで読んで下さってありがとう♪
この一日が、みなさまにとって幸福な一日でありますように(^o^)
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