さてさて、本日のグッと来た一言は、
『瞑想の極意〜奇跡の神秘体験〜』(
大川隆法)の第2章「瞑想の極意」講義から引いてみます。
『日蓮聖人の霊言』という本が、
何年か前に私たちの第一作として出たはずであります。
その中で日蓮聖人はこういうことを言われています。
「人間は同時に二つのことを思うことはできない。
自分が今マイナスの思いにとらわれているならば、
そのマイナスの思いを消すことだけを考えてはならない。
マイナスの釘を抜くことのみを考えてはならない。
マイナスの釘を抜くためには、その釘の頭から、
プラスの釘を打ち込んでいけ。
積極性という名の釘を打ち込んでいけ。
さすればその釘は板の下に抜けるであろう、
これが人間の心が同時に二つのことを
考えることができない理由である。」
こういう話をしておられたと思いますが、まさしく同じです。
私たちは同時に二つのことを考えられません。
これはひとつの慈悲でもあるということを知らねばならないのです。
(47ページ)この『日蓮聖人の霊言』は、現在は『大川隆法霊言全集』に収録されていますが、私は、この「プラスの釘を打ち込む」というたとえ話に、何度救われたか分かりません。
マイナスの思いにとらわれて、自分では反省しようとしているつもりが単なる堂々巡りに陥って、どうにも身動きが取れなくなったりしている時に、そうだ、こんなことをやっている暇に、何か一つでもプラスの思いや行いを打ち出してみようじゃないか?と心を切り替えると、途端に霧が晴れて視界がパーッと開けてくる。
この
『瞑想の極意』には、「奇跡の神秘体験」という副題が付いていますが、そんなふうに心がクラッと転換して、見えていなかった解決策が見えてくる、といったことも、小さいレベルでの、一つの奇跡かもしれないですね。
心って不思議です。
耕せば耕すほど、いろんなものが見えてきて、いろんなことが分かってきます。
実はどれほど分かっていなかったか、今現在も分かっていないか、ということも分かってきます。
分かれば分かるほど、分かっていないことが分かってきてしまう。
──何だか禅問答みたい?
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